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いずれ資金がショートすることは誰の目にも明らか

2011.10.14

一般的な住宅ローンは借入人の所得からローンの返済原資を見込む。「年収の五倍がメド」と称されるのは、二〇〜三〇年で完済できる借入額を逆算したものである。そもそも年収が少ないか、あるいは所得から返せる見込みはほとんどない債務者が「含み」に浮かれて消費や投機に資金を注ぎ込めば、いずれ資金がショートすることは誰にでもわかることである。しかも、サブプライムローンの仕組みは最初の二〜三年は低金利(たとえば七・五%)で、その期間が過ぎると金利は上昇(一四・五%)する。この際、債務者に資金的余裕があれば、問題はない。しかし、そもそも変則的な返済条件を受け入れるのには事情があるはずで、多くの債務者は低所得者である。年収が大幅にアップするなり、値上がりした不動産を売却しなければ、その条件をクリアできる可能性は薄くなっていく。

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