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オフィス棟新築、就労支援など再生への取り組み

2011.10.28

東の地区では、スウェーデン入居住者を増やすための「職住隣接エリア」の形成が急ピッチで進んでいた。アパートの前面、駐車場たったところに「オフィス棟」を新築。アパートは、窓をそっくり高性能サッシに入れ換え、外壁を補修していた。クレーンが鉄材を運ぶ現場を眺めていて、目が釘付けになった。アパートの上階を階段状にごっそり取り去り、広い屋上テラスを設けて「高級アパート」にグレードアップしていたのである。「地震国・日本では、そうはいかない」との声が聞こえてきそうだが、耐震補強技術は日進月歩で進んでいる。

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日本では、改修といっても、せいぜい外壁の塗り替えか、水まわり設備の更新、屋根の防水程度だ。あまりにも「選択肢」が少ない。この大胆な「発想」は生かせないのだろうか……。ゴードステンでは建物の工事と並行して「失われたコミュニティ」を回復する手立てが講じられている。最大の問題は失業率の高さである。製造業の生産現場が高度に自動化され、外国人労働者の就職先は少なくなった。集合住宅は、常に時代と緊密にかかわっている。住宅管理会社は「就労プログラム」として「列車の組み立て・清掃」「公園緑地の環境整備」「IT技能習熟」などの各コースを用意し、失業中の住民を教育した。この就労プログラムを経て、三〇〇人ちかい住民が職を得た。