展示場ではたいていの人が、立ったまま気ぜわしく歩いています。私にはこれが不思議でなりません。家というのは立っているときよりも座ったり寝ころがったりしているときのほうが多いのです。モデルハウス内では洋室の部屋なら座って、タンスや鏡台を置く場所を想定し(和室のモデルルームは洋間と違って調度品を置いていないので広く見えます)、場合によっては寝ころんで、布団を敷いたらどれくらいのスペースしか残らないかも確認してみます。
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浴室内なら、しゃがんで背中をゴシゴシ洗うとき、腕が壁に当たらないかなど、生活実態に合わせたチェックをしてみます。最近はユニットバスもありますが、お風呂を楽しむ人には何か宇宙飛行士の居室のような感じがしてなじめないかもしれません。いずれにしろ、モデルルームはピカピカに粋をこらしてあります。見た目の豪華さにごまかされないよう、逆に「どこかに欠点はないか」とアラ探しをするつもりでじっくり点検してみてください。