コールドジョイントによるひびわれ
モルタル付け送り部分のびびわれ。バルコニーや共用廊下の手摺壁の上端の部分は、コンクリートを打設する際に同時に形成されず、コンクリートを打設したあとにモルタルを付け送って形を整えることが多い。この場合、コンクリートの部分と付け送った部分の境に必ずひびわれが生じてくる。ひびわれが進行すると付け送った部分が落下することにもなる。
断熱不備によるひびわれ
最近分譲されるものは、最上階の屋上が外断熱になっているものが多いが、数年前まではコンクリートの内側に断熱材を施す内断熱が一般であった。
平塚市の中古一戸建て
笠間市の中古一戸建て
神戸市垂水区の中古一戸建て
明石市の中古一戸建て
札幌市南区の中古一戸建て
この場合、屋上のコンクリートスラブは太陽熱射を直接受けるので、その影響によって最上階から二〜三階は床だけではなく壁にも屋上からの熱射を原因とするひびわれが生じていることが多い。外断熱の仕様をとる場合には、あきらかにこのひびわれの発生は軽減している。
以上のほかにもひびわれはいろいろあるが、おおかたはコンクリートの初期に生じる乾燥収縮を共通の原因にしており、早いものは入居当初に発生するので、居住者と分譲会社の間で問題になりがちである。しかし、入居当初にはひびわれが出きっておらず、ひびわれが出揃うのは入居五〜六年目ころになる。また、この時点でひびわれ補修をしても再発することが多く、このことが居住者と分譲会社とのトラブルを増大させる一因になっている。